酒と料理のマッチング
- 調和
- マスキング
- 相乗効果
▼なぜ日本酒と魚料理は相性が良いのか
日本酒には、魚特有の生臭さをマスキングし魚の旨みをUPさせる効果があります。
その為、魚料理との相性が非常に良いのです。■マスキング効果
魚の生臭さの原因の一種は「トリメチルアミン」と呼ばれる物質です。
日本酒に含まれるアルコールは、蒸発する時にこの臭い成分も同時に揮発させる効果があります。■旨みUP効果
魚の美味しさは概ね「グルタミン酸」と「イノシン酸」で構成されています。
日本酒に含まれるアミノ酸には、これらの旨み成分を引き立てる効果があるのです。▼赤身と白身に合う日本酒
赤身魚か白身魚かで、相性の良い日本酒は変わってきます。■赤身魚(マグロ・カツオ・サバ・アジなど)
高タンパクで高脂肪な赤身魚には、酸のしっかりした辛口系の日本酒が良く合います。■白身魚(タイ・ヒラメ・タラ・フグなど)
身が硬く締まっていて淡泊な白身魚には、香り高く柔らかな甘口系の日本酒が良く合います。▼まとめ
日本酒と魚料理の相性が良い理由は、日本酒が魚の生臭さをなくす効果があるから。
その上日本酒に含まれるアミノ酸には、魚の旨み成分を引き立てる効果があるので美味しく感じるのです。
pon屋では、種類豊富な日本酒をご用意しております。
さらに夜は、市場で仕入れた鮮魚和食もご用意しておりますので、ぜひ日本酒と共にお楽しみください。引用:
https://voltagefood.com/blog/column/38
日本酒に含まれるアミノ酸は赤ワインの約5倍。白ワインの約10倍
※アミノ酸度:日本酒(原酒)2.67ml、ビール0.81、赤ワイン0.56 P11参照
赤ワインと白ワインに含まれるアミノ酸の濃度
論文によると、赤ワインと白ワインのアミノ酸含有量は、シャンパンと比較して異なるプロファイルを持っています。
- プロリン(Proline):
- 赤ワイン: プロリンは、特に赤ワインに多く含まれています。FAAの中で最も高い割合を占めており、濃度はワイン全体のアミノ酸の約61%を占めます。
- 白ワイン: 白ワインにもプロリンが多く含まれており、濃度はワイン全体のアミノ酸の約54%に達します。
- グリシン(Glycine):
- 赤ワイン: グリシンの濃度は比較的低く、ワイン全体のアミノ酸の中で約1%を占めます。
- 白ワイン: 白ワインでも同様にグリシンの含有量は低く、約2%です。
- アラニン(Alanine):
- 赤ワイン: アラニンはワイン全体のアミノ酸の約5%を占め、赤ワインの甘味を引き立てます。
- 白ワイン: 白ワインでは、アラニンは約4%を占めます。
- スレオニン(Threonine):
- 赤ワイン: スレオニンの濃度は非常に低く、ワイン全体のアミノ酸の1%未満です。
- 白ワイン: 白ワインでもスレオニンの濃度は同様に低くなっています。
- セリン(Serine):
- 赤ワイン: セリンはワイン全体のアミノ酸の約1%を占めています。
- 白ワイン: 白ワインでは、セリンの割合は約2%です。
引用:
赤ワインが、魚介類と驚くほど相性が良い理由:ワインの隠れた味わいの秘密—アミノ酸が生み出す豊かな風味|nekonomie_cellmimicワインには、うま味成分以外のアミノ酸もある うま味成分であるグルタミン酸は、アミノ酸の一種です。ワインには、グルタミン酸がヒトが感じるよりも低い濃度ではありますが、含まれています。旨味成分のあるお料理と合わせることにより、うま味の相乗効果が...



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